2018年度・上期(4月~9月放送)のNHK朝ドラ「半分、青い。」が泣ける!
皆さんご存知のように岐阜県各地で撮影が行われている「半分、青い。」ですが、今回のブログ記事は岐阜県ではなく、愛知県の江南市(こうなんし)がロケ地になっているシーンに注目してみました。
場所は木曽川の河川敷です。糸電話の実験をする場面や、鈴愛(すずめ)と律(りつ)が水切りをする場面、鈴愛が少女漫画を夢中になって読む場面、さらには「了解いたした」のセリフが印象的な、二人で語り合う場面などなど。記憶に残るシーンで何度も登場する場所です。
ここを訪れない半分青いの”聖地巡礼”は成立しないと言い切ってもいいでしょう。永野芽郁さん、佐藤健さん、中村倫也さんのファンであるならば、なおさらです。
実際に訪問してきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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愛知県江南市「すいとぴあ江南」の近く
こんなシーンの場所です
糸電話の実験をするため木曽川の岸辺にやって来たシーン。このあと違う場所(=赤い橋のあるところ)に移動して大がかりな実験を行い、いろいろあって律が川に…。
もうすぐ高校を卒業する律が、アレとアレ、2つの挫折を経験したことについてしみじみと鈴愛に語りかけるシーン。岸辺に生えている木が印象的な場所です。
これらのシーンは木曽川の中流、愛知県江南市「すいとぴあ江南」付近の河川敷で撮影されました。
「すいとぴあ江南」
高さ57mの展望タワーが目印の「すいとぴあ江南」
木曽川の中流域、岐阜県と愛知県の県境になっている区間の河川敷は一部が公園になっています。「すいとぴあ江南」は江南市が運営している公的な施設で、無料駐車場は乗用車300台収容。
江南緑地公園
「すいとぴあ江南」の、すぐ横。「江南緑地公園」として野球場やサッカー場、芝生広場、サイクリングロードなどが整備され、誰でも利用できる憩いの場です。
カメラを向けるのは遠慮しておきましたが、犬の散歩をしている人がとても多~いんですよ。大型犬から小型犬まで、いろんな犬と出会えます。
ボクも年に数回、ここを始めとして、数ヶ所の木曽川・河川敷公園にウォーキングをしに来ていることもあり、おなじみの場所です。360°さえぎるものがほとんどなく、やさしい風が吹きわたる天気のよい日の快適さは異常。
愛岐大橋の少し下流
この地図は「すいとぴあ江南」の駐車場(Pマーク)とロケ現場(赤いピン)を示しています。ロケが行われた岸辺は「すいとぴあ江南」から歩いて5分ほど。誰でも自由に立つことができる場所です。
「すいとぴあ江南」は木曽川にかかる「愛岐大橋(あいぎおおはし)」の少し下流、左岸側(上流から下流の方向を見て左側)です。展望タワーを目印にすれば迷うことはないでしょう。
ロケが行われた木曽川の岸辺へ
10本ほどの木が茂っている場所
「江南緑地公園」から木曽川の方向を見渡したとき、岸辺の開けた場所に木が「ほどよく茂っている」のは、ここだけ。現地を歩けば、すぐにわかると思います。
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この場所で糸電話の実験をするシーンが登場するのは第4話から第5話にかけて。↑引用した画面は、川の中央から岸辺に向かってカメラが大胆に寄っていったところです。おそらくドローンを使って撮影されていますね。
第20話。ほんの数秒ですが鈴愛が少女漫画にハマっていくくだりで、やはりこの場所が登場します。
律と正人(まさと)が木曽川の岸辺で語り合うシーン。画面の右奥に「すいとぴあ江南」の展望タワーが映り込んでいます。
水切りの入り江
水色の矢印は律が水切りをするときに石を投げた方向です。小さな入り江になっていて、そこだけ流れがゆるやかで水面が安定しているので、水切りをするならここしかない、という場所です。
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第31話は高校の卒業式の直前。これまでのことや、これからのことについて、鈴愛と律でしみじみと語り合うシーンに、ここ木曽川の岸辺が登場します。↑引用した画面は、律が石を投げている(水切りをしている)ところ。
秋風先生を「岐阜県東美濃市」に案内したあと、律と正人が木曽川の岸辺で「律と鈴愛の関係」などについて語り合うシーン。やはりこのときも律は水切りをしています。
ちなみに水切りで石が水面を飛び跳ねる回数は「段」という単位でカウントするらしいのですが、現時点でのギネス世界記録は驚きの「88段」だそうです(Wikipediaより)。この木曽川の岸辺で、どんな記録が出るか。試してみたくなりました。
岸辺
向こう岸は岐阜県各務原市(かかみがはらし)です。
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菜生(なお)ちゃんを呼びにいった鈴愛が戻ってくるまでの間に、律とブッチャーくんが糸電話の仕掛けの準備をするシーン。
渡し船の場所
水切りなどをした場所から30mか50mぐらい上流側。ここらへんに渡し船の乗り場が設けられたんだろうなと推測できる場所は、すぐわかります。
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向こう岸に移動するためには船(=東美濃渡船)に乗らなければならないけど、渡し船は1回200円。
のちに「ふくろう会」を結成する4人がトボトボ歩いた場所。
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強風のため本日の渡船はお休み。あきらめて、トボトボと歩く…のシーンです。
ブッチャーくん登場の道
河川敷の道路から、岸辺に向かってゆるやかに下りる小道。ここを歩いてブッチャーくんが登場します。
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第4話から第5話にかけ、まだ事情を詳しく知らないブッチャーくんが明るい表情で木曽川の岸辺に登場!
おさらい
A…ブッチャーくん登場の小道
B…渡し船の乗り場
C…糸電話の準備作業など
D…少女漫画を読んだり語り合ったり
E…水切りで石を投げる位置
このような位置関係になっています。それぞれの場所に立ちながら、それぞれのシーンに思いを馳せてみたりなんかして。
あ、自然と涙が…。