山形県の「寒河江(さがえ)ダム」は、(いい意味で)常軌を逸した高さまで吹き上がる大噴水があることで知られています。以前、ダムカードをもらいに行ったときは残念ながらタイミングが合わず、ダムカレーを食べることができませんでした。
今回は、そのリベンジ。
2018年の夏に仕様が変更され、見た目も味も一新された寒河江ダムカレーを現地でいただいてきました。SNS映え間違いなしの鮮やかなカレーです。みなさんもゼヒ!
寒河江ダム(月山湖)
国道112号沿い
寒河江ダムは内陸部の山形市と、日本海に面した酒田市を結んでいる国道112号線沿いにあります。ダム湖の名前は「月山湖(がっさんこ)」なのですが、ここから30kmほど酒田市寄りの場所には全く別物の「月山ダム(あさひ月山湖)」があるので、ちょっと注意が必要です。
寒河江ダムカレーがあるのは山形県寒河江市の「寒河江ダム(月山湖)」のほうになります。
山形市からクルマでおよそ45分。酒田市からクルマでおよそ1時間の場所です。
展望レストランを目指す
クルマを置いた大駐車場から、湖に向かって左手の方向にダム管理事務所の建物(ダムカード配布場所)、右手の方向に売店やレストラン、水の文化館などの建物があります。
2階展望レストラン「お食事処・関の茶屋」、営業時間11:00~15:00と書かれていますね。おっと、ダムカレーをアピールするPOPも発見。
ここまで来て、まさか売り切れとか、今日は「やってません」とか、カンベンしてくださいよ。
入口付近に、豊富なメニューが用意されていることのわかるパネルが。思ってたよりも、ちゃんとしたレストランなのですね。
どれにしようかな~
……じゃなくて!
今回はダムカレーの一択です。迷いはありません。
寒河江ダムカレー(寒河江ダム四季カレー)
いきなりドン!
メニュー表には「数量限定」と書かれていましたが、なんの問題もなくオーダーが通りました。寒河江ダムカレーの登場です。※正式な名称は「寒河江ダム四季カレー」。
月山湖の四季、大噴水を表現
向かって左側は「ビーフカレー」、真ん中は「枝豆カレー」、右側は「かぼちゃカレー」です。
ビーフカレーの大きなお肉は寒河江ダム堤体(ロックフィル形式)の大岩をイメージ、枝豆カレーは月山湖の美しい湖面と春をイメージ、かぼちゃカレーはダム周辺の秋の風景をイメージしているんだとか。
向こう正面の白ごはんは、夏でも消えない「月山の万年雪」をイメージ。なるほど、そう来ましたか。
そして、中央に起立している「根曲がり竹」は高さ112m、日本一の大噴水を表現しています。根曲がり竹は東北地方から北海道にかけての地域ではおなじみの食材です。おいしいのよ、これがまた。
山ぶどうジュース付き
ダムカレーを注文すると、もれなく山ぶどうジュースが付いてきます。思わず自然の恵みに感謝したくなる1杯でした。
たいへんおいしくいただきました。ごちそうさまです。
これも気になる
メニュー表にあった「月山いも煮定食」。単品もあるようですね。山形県のソウルフード「いも煮」を、じつはまだ一度も食べたことがないんです。次回は、これにしようかなあ。
ダムカード風のフォトフレーム新設
寒河江ダム展望広場
寒河江ダムのダムサイト周辺は公園として整備されています。その一角に、前回の訪問時には見かけなかった「フォトフレーム」なるものが…
ダムカード風フォトフレーム
フォトフレームは、いわゆる「顔出し看板」のオシャレなやつ版。これはいい!
ここで写真を撮れば、自分だけの”ダムカード”が完成。速攻でSNSにアップしたくなりますね。
フォトフレームが、もう一つ。こちらは、大噴水が枠内に収まるように考えられています。大噴水が吹き上がるのは1時間に1回ですよ(平日は10:00~16:00、休日は10:00~17:00)。
あえて、大噴水を収めたフォトフレーム写真をここに置きません。皆さんが現地を訪れ、ご自身の目でお確かめください(^^)
おまけ
どちらかといえばカレーは飲み物じゃないと思ってる龍ケ崎四段(@80blo_master)です